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ファクタリング基礎

ファクタリングは個人でも使える?即日入金の対象と条件

ファクタリングは個人でも使える?即日入金の対象と条件

「個人でもファクタリングで今日中にお金を用意できる?」。ファクタリング 即日 個人で調べる方には、会社員の方、副業をしている方、開業したばかりの個人事業主の方が混ざっています。実は、この3者で答えがまったく違います。

この記事は、「誰が対象になるのか」の切り分けに絞ってまとめました。根拠は金融庁の注意喚起と、掲載各社のFAQ・サービスページの原文です(2026年9月22日に取得)。即日入金の手順そのものは 個人事業主の即日ファクタリング で解説しています。

■ この記事の結論
  • ▸会社員の給与は対象外。給与ファクタリングは貸金業に当たる(金融庁・最高裁)
  • ▸個人事業主・フリーランスは、事業の請求書があれば使える。副業の請求書もペイトナー・レゾナスは可
  • ▸売掛先が一般の個人(消費者)の請求書は、ほとんどの会社で対象外
  • ▸即日は平日の営業時間内に審査を始められるかで決まる。午前中の申込が基本
「個人」とファクタリングの対象 早見表
会社員の給与対象外(給与ファクタリングは貸金業に該当:金融庁・最高裁令和5年2月20日決定)
個人事業主・フリーランス対象(GMO BtoB早払いは法人のみ)
副業の個人事業ペイトナー・レゾナスは「可」と記載/他社は記載なし
売掛先が一般の個人ペイトナー(FAQ)・レゾナス・ビートレーディング・日本中小企業金融サポート機構・トップ・マネジメント・GMO BtoB早払いは対象外
売掛先が個人事業主ビートレーディング・トップ・マネジメント・ベストファクターは対象外/ペイトナーは可
開業直後PAYTODAY「開業すぐの方もOK」/ビートレーディング「創業時期によらず」/レゾナスは設立・開業3カ月以上
債権譲渡登記譲渡人は法人のみ(法務省)。個人事業主の債権は登記の対象外
出典:金融庁、法務省、掲載各社の公式サイト。確認日:2026年9月22日

「個人」と「個人事業主」でファクタリングの扱いは違う

個人がファクタリングを使えるかの分かれ目
会社員の給与は対象外、個人事業主・フリーランスの請求書は対象。売掛先が一般の個人だと多くの会社で対象外

ファクタリングは、事業で生まれた売掛金(請求書)を売る取引です。金融庁の注意喚起も「通常、個人としてファクタリングを利用する機会はないと思います」と書いています。

つまり問題は「個人かどうか」ではなく、事業として発行した請求書があるかどうかです。個人事業主やフリーランスは、事業の請求書があれば法人と同じようにファクタリングを使えます。一方、会社から受け取る給与は請求書ではないため、ファクタリングの対象になりません。

要点分かれ目は「個人か法人か」ではなく「事業の請求書があるか」

会社員の給与はファクタリングできない

「給与ファクタリング」は、会社員などの給料を買い取るとうたう取引です。金融庁は次のように注意しています。

“「給与ファクタリング」などと称して、業として、個人(労働者)が使用者に対して有する賃金債権を買い取って金銭を交付し、当該個人を通じて当該債権に係る資金の回収を行うことは、貸金業に該当します。
— 金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

最高裁判所も令和5年2月20日の決定で、給与ファクタリングの取引を貸金業法・出資法の「貸付け」に当たるとしています。掲載各社でも、ビートレーディングは「給与ファクタリングのサービスは提供しておりません」、レゾナスは「給与(給与ファクタリング)のお取り扱いは一切行っておりません」と書いています。

違法になる取引の線引きは ファクタリングは違法?デメリットと見分け方 で詳しく扱っています。

個人事業主・フリーランスが使えるファクタリング会社

掲載各社の記載を、対象者の軸で並べました。

会社個人事業主フリーランス会社員(給与)
ペイトナー可可対象外
QuQuMo可(追加書類あり)可記載なし
PAYTODAY可可個人の給与債権は対象外
ビートレーディング可可対象外
レゾナス可可対象外
トップ・マネジメント可可記載なし
日本中小企業金融サポート機構売掛先が法人なら可記載なし給与債権は対象外
ベストファクター可(個人・法人を問わず)記載なし記載なし
アクセルファクター実績の表記あり記載なし記載なし
GMO BtoB早払い不可(法人のみ)不可不可
対象者の比較(各社のFAQ・サービスページ。2026年9月22日確認)

個人事業主が使えないのは、法人専用のGMO BtoB早払いです。また、トップ・マネジメントの見積書・受注書・発注書ファクタリングは「設立から半年以上、月商500万円以上の法人企業様が対象」で、個人事業主とフリーランスは使えません。通常の請求書のファクタリングは個人事業主も対象です。

要点個人事業主・フリーランスは掲載社の大半が対象。法人専用はGMO BtoB早払いだけ

会社員の副業の請求書は使える?

会社員でも、副業で取引先に請求書を出しているなら、その請求書は対象になりえます。この点を書いているのはペイトナーとレゾナスです。

“正社員の方の給料や経費は対象外となっております。ただし、副業などで取引先に請求書を発行している場合はそちらの請求書をご利用いただけます。
— ペイトナー /faq/employee-salary-not-eligible/
“会社員との兼業(副業)であっても、個人事業主として定期的な法人間取引(B2B)の売掛金が発生しており、それを確認できる事業用口座をお持ちであれば問題なく審査が可能でございます。
— レゾナス FAQ
!専門目線ポイント!

2社の書き方をそろえると、線引きは「雇用されて受け取るお金か、取引先に請求して受け取るお金か」です。

同じ人でも、本業の給与は対象外、副業の請求書は対象になりえます。ペイトナーは対象外の例に「正社員、アルバイト、派遣として雇用されている方の給与収入」を挙げています。

売掛先が個人(一般消費者)の請求書は使えない

利用者が個人事業主でもよい会社は多い一方で、請求先(売掛先)が一般の個人の請求書は、ほとんどの会社で対象外です。

会社売掛先の条件
ペイトナー法人または個人事業主(一般の個人あては不可)
レゾナス法人のみ(B2Cの取引は対象外)
ビートレーディング法人のみ(個人・個人事業主あては対象外)
トップ・マネジメント個人・個人事業主あては買取不可
日本中小企業金融サポート機構個人債権(売掛先が個人)は対象外
ベストファクター「売掛先が個人事業主以外であること」
GMO BtoB早払い法人のみ
売掛先の条件(各社の記載。2026年9月22日確認)

ペイトナーはトップページのQ&Aで「個人間での取引に『ペイトナー』は利用できますか?」に「はい、利用可能」と答えていますが、FAQの個別ページは「一般の個人(消費者)のお客様あての請求書は、ご利用いただけません」としています。消費者あての請求書は使えない前提で準備すると、申請後に差し戻されずに済みます。

!専門目線ポイント!

売掛先が個人事業主の請求書まで受けているのは、掲載社ではペイトナーです。

ビートレーディング・トップ・マネジメント・ベストファクターは売掛先が個人事業主の請求書も対象外なので、取引先がフリーランス仲間や個人の工務店なら、最初にペイトナーの条件で考えるのが近道です。

開業したばかりの個人事業主でも使える?

会社開業・創業年数について
PAYTODAY「開業すぐの方もOK」。個人事業主は確定申告書の提出不要
ビートレーディング「売掛先が法人の売掛金(売掛債権)があれば創業時期によらずご利用いただけます」
ベストファクター「社歴や事業歴は問われません」
アクセルファクター「創業から間もなくてもご利用いただいているお客さまも多数」
ペイトナー「独立直後でも」(トップページ)
レゾナス設立・開業3カ月以上
開業直後の扱い(2026年9月22日確認)

ファクタリングの審査は、利用者の決算より売掛先の支払い能力と取引の実在を重く見ます。そのため開業直後でも対象になる会社が多い一方、レゾナスのように3カ月の条件を置く会社もあります。審査の見られ方は ファクタリングの審査は甘い? で整理しています。

要点開業直後でも使える会社は多い。レゾナスは設立・開業3カ月以上が条件

個人事業主でも対象にならない売上

請求書があっても、売上の受け取り方によっては対象外になります。ペイトナーのFAQが最も具体的です。

ペイトナーのFAQで対象外とされている売上
  • ✕ランサーズやクラウドワークスといったソーシングサービスによる売上
  • ✕アフィリエイトやフリマサイトなどの売上(特定の取引先への請求書ではないため)
  • ✕現金手渡し・PayPay払い・クレジットカード払いでの報酬受け取り
  • ✕請求書の発行がない取引
  • ✕給与収入(正社員・アルバイト・派遣)

レゾナスも「一般消費者向け(B2C)の取引」を対象外としています。「特定の事業者に請求書を出し、銀行振込で受け取る売上」が、ファクタリングの対象になる売上の基本形です。

個人事業主が即日入金を受けるための条件

「最短◯分」の数字は、どれも条件つきです。各社の表記と注記を並べます。

会社最短の表記条件・注記審査・振込の時間帯
ペイトナー最短即日営業時間内に審査が開始された利用申請が対象毎日10:00〜19:00
ビートレーディングポータル最短50分/相談最短2時間契約締結が17時以降だと銀行によっては翌日平日9:30〜18:00
PAYTODAY最短30分時間帯によって翌営業日平日9:00〜17:00
QuQuMo最短2時間必要書類がそろっている前提電話受付 平日9:00〜19:00
レゾナス最短即日午前中に申込・書類提出、午後早くに電話確認できた場合平日10:00〜18:00
日本中小企業金融サポート機構FACTOR⁺U最短40分/本体最短3時間契約締結が17時以降だと翌営業日の場合あり平日9:30〜18:00
即日入金の表記と条件(2026年9月22日確認)

PAYTODAYは、トップページの「最短30分での即日着金」に対し、FAQでは「申込書類を全てご提出頂いてから、最短で1営業日以内での現金化が可能です」と書いています。資金計画は1営業日かかる前提で組み、30分は「うまくいけば」の数字として見ておくと安全です。

共通しているのは、平日の営業時間内に審査を始め、夕方までに契約を終えることです。即日を狙うなら、書類をそろえて午前中に申し込むのが最も確実です。

要点即日の条件は「平日・営業時間内・書類が全部そろっている」。午前中の申込が基本

個人事業主は土日にファクタリングを使える?

掲載社のなかで、土日祝も審査の時間帯として案内しているのはペイトナーです。FAQは「審査について 土日祝を含む毎日10:00〜19:00に対応しております」と書いています。

ただし同じペイトナーのトップページには「※審査が完了した場合の振込対応時間です。審査は365日実施はしておりません。」という注記もあります。週末に確実にお金を受け取りたいなら、金曜の19時までに審査を終えるつもりで動くのが安全です。

ビートレーディング(ポータル)やレゾナスは申込を24時間受け付けていますが、審査と振込は平日のみです。土日に申し込んだ分は、翌営業日の朝から審査が動きます。

個人事業主の必要書類と注意点

会社個人事業主の書類について
ペイトナー請求書/本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード)/直近3ヶ月分の入出金明細
QuQuMo通常の書類に加え、開業届または確定申告書一式と健康保険証
PAYTODAY個人事業主は確定申告書の提出不要
レゾナス事業用口座で取引を確認できること(副業の場合も)
個人事業主の書類(各社の記載)
!専門目線ポイント!

法務省は債権譲渡登記について「譲渡人は,法人のみに限定されています」と説明しています。

個人事業主の売掛金は、そもそも債権譲渡登記ができません。個人事業主がファクタリングを使うときは、登記なしで進む契約になるので、登記の有無で会社を選ぶ必要はありません(債権譲渡登記の解説)。

給与と事業の入金が同じ口座に混ざっていると、取引の実在を確認しにくくなります。事業用の口座を分けておくと、審査の書類がそろえやすくなります。

主要ファクタリング比較

会社手数料最短入金対象必要書類
アクセルファクター2社間1.0%〜/3社間0.5%〜最短2時間法人・個人事業主3点公式
日本中小企業金融サポート機構1.5%〜最短3時間法人・個人事業主2点公式
QuQuMo(ククモ)1%〜(上限非公表)最速2時間法人・個人事業主2点公式
PAYTODAY1〜9.5%最短30分法人・個人事業主4点公式
labol(ラボル)一律10%最短30分フリーランス・個人事業主3点公式
ペイトナーファクタリング一律10%+振込手数料330円最短即日個人事業主・法人3点公式
各社公式サイトの公表値(2026年9月9日時点)。手数料の「〇%〜」は下限値で、実際の料率は審査結果によって決まります。

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個人事業主が使えないファクタリング

個人事業主やフリーランスが対象外になるのは、次の2つです。

個人事業主が対象外のサービス
  • ✕GMO BtoB早払い:「法人のみ対象としており、個人事業主様はご利用いただけません」
  • ✕トップ・マネジメントの見積書・受注書・発注書ファクタリング:設立半年以上・月商500万円以上の法人のみ

法人向けの条件を詳しく知りたい方は 法人ファクタリング、少額から使える会社は 少額・手数料が安いファクタリング をご覧ください。記帳の方法は ファクタリングの仕訳と会計処理 にまとめています。

ファクタリングの即日・個人利用のよくある質問

個人でもファクタリングは使えますか?

個人事業主・フリーランスとして発行した事業の請求書があれば使えます。会社員の給与はファクタリングの対象にならず、給与ファクタリングは貸金業に当たります。

会社員でも副業の請求書ならファクタリングできますか?

ペイトナーとレゾナスは、副業で取引先に請求書を出している場合は対象になりうると書いています。レゾナスは法人間取引(B2B)であることと、事業用口座で確認できることを条件にしています。

個人事業主でも即日入金できますか?

できます。ただしどの会社も、平日の営業時間内に審査を始められることと、書類がそろっていることが前提です。午前中に申し込むのが確実です。

開業したばかりでも使えますか?

PAYTODAY・ビートレーディング・ベストファクターなどは開業直後でも対象としています。レゾナスは設立・開業3カ月以上が条件です。

売掛先が個人のお客さんでも使えますか?

一般の個人(消費者)あての請求書は、掲載社のほとんどで対象外です。売掛先が個人事業主の請求書は、ペイトナーなら対象になります。

ランサーズやクラウドワークスの売上は使えますか?

ペイトナーは、ソーシングサービスによる売上を対象外としています。特定の取引先に直接請求書を出している取引を使ってください。

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このページの数値と引用は、すべて掲載各社・金融庁などの公式サイトの記載を直接確認したものです。他媒体の数字の転載や、当サイトの推測は使っていません。公式に記載がない項目は「記載なし」と書いています。(確認日:2026年9月22日/公式サイトの記載は予告なく変更されることがあります)